やれどもやれども前に進まず。
これ、8月の犬島時間展で30数名の方々に頼んでいただいて
「2週間くらいでお届けできるはずです」
と島で言っていた五十数個の予約分です。
まだやっているのです…。
なかったはずの事柄やらそもそもある予定の事柄の準備がやってもやっても終わらす゛、次々やることは発生するもので、
なかなか制作の時間がまとまって取れません。
毎日ブツ切れの時間をつなぎあわせてここまでたどりつきました。
(道具を出したり片付けたりしている時間が無駄でしかたがない)
ストラップ、バージョンアップするたびに部品が増えて、
今や見た目より一個分ができるのに時間がかかります…丸1日休みの日でも限界まで作って7つ。
昔はストラップ本体だけ作れば良かったので、
顔がすでに乾燥していて目に砂を入れてあれば
日に最大15個とかも可能でしたが、今や半分以下のペースです。
まず丸1日休みの日があっても、他の日がバタバタなので家の掃除をしてたら休みが終わったり、
まとまったやすみだったはずの盆休みに予定通りに作業が進まず、後はただもう日々の仕事で体力を使い果たし、制作まで手がなかなか回りません。
(パソコンも制作もひじから先を使うので、
両方の作業で肩から首に負荷がかかり、
結果、指先の高さを高く上げる制作のほうが長時間続けられないという本末転倒
…そしてその[長時間]もはなかなかとれない現状)
作家稼業は信頼が生命線。
そもそも儲かることなんか前提にしてないし、
日々仕事で稼いだお金を制作にどんどん回すものなのです。
つまり、何のために普段の仕事をやっているのかと言えば、
最終的には「自分の作品を見てもらうため」。
それがこれだけ(約1ヵ月以上)遅れている時点で
作品を気に入ってくれたひとたちの恩義に背いており、
時間が経てばたつほど信頼を失って行くであろうという、
私がスジのとおらないことをしている日々。
早く妖怪イヌジマを各地に届けなければならないため、
しばらくブログを更新しません。
ブログをなんとか継続させるために無理にでも続けて来ましたが、
この危機的状況が周囲に伝わりません。
ブログを書くだけの余裕があるという判断をされる材料になってしまっています。
私にはとにかく時間がありません。
何故ブログを継続させることにこだわってきたのか、
それは、美大出でもない自分の視野を広げ、
背伸びをしてでもより多くの事を伝え、といかけることで、より多くの事を知りたかったからです。
私は、単に討論をするための理論武装は好きではありませんが、
確固たる背景的な知識や状況としての意義が明確でない事柄が横行して、
自分や真面目に美術とはなんだったかを考えてものをつくるひと行動する人々が
誤解や偏見を受けることはゆるせません。
感覚や直感は必要な世界ですが、この世界を維持していくためには、
感覚や直感だけではなく、内輪だけではない、より多くの人々を納得させるだけの説得力と、それに基づいて行動された記録がなければいけないのです。
それについては、また、依頼分のイヌジマを送り出した後、ブログを復活してからの話にするとします。




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コメント
いろいろとたいへんですね、、でも、芸術家としての意地とプライドを感じます。
頑張ってくださいね!
って中途半端な、通り一遍の励まししかできなくて、ごめんなさい。
Posted by: しろぅちゃん | 2007年09月21日 11:38
しろうちゃんさん
はい。携帯から打ったとはおもえない長文を読んでいただきありがとうございます。
たまに自分長さに驚きます。
今時の人間にしては暑苦しくてスミマセン。
プライドというか…、ある意味同世代の感覚からすると「公然と熱弁して恥ずかしくはないのか14145は」という話で、その点浮いているというか、何かにとりつかれているようだというか。
結局、何を精神論を語ったところで、まともにものを作り続けて、コンスタントに周囲の期待に答えるだけのレベルのものを提供できなければ、作家をやる意味がないですしね。
進行形の作品がないところで何を語っても過去の栄光にあぐらをかいているだけで。何をさておいても、まずは作品です。
でも全部の作家がそれに走ると、内輪になったり作家全体が浮き世離れたり、作家でないとわからないことまでを察して作家のために動く人が居なくなるので、両方に片足つっこんだからには乗りかけた船の始末をつけなければ死ぬに死ねません。
そういうわけで切れ切れつつもこのブログは毎度いつしかよみがえるんです。
Posted by: yoko14145 | 2007年09月21日 23:55