msexpo20.jpg
 Categories:

« 居る。 | メイン | 靴をみつけた。 »

2007年12月09日

   ●山中 宝 展 "Happen" 開催中!

yamanaka-2.jpg 山中 宝 展 "Happen"
2007.12/5-12/17

この世界を自分の尺度で見た 立体と写真表現による作品展 。 -------------------------------------------
graffitiスタッフでもある山中宝さんの高知での初個展です。
会期中作家常駐。

起こると言う意味の"Happen" と名付けられた全ての作品群。
永遠に完成しないのだというインスタレーション作品は、
会期中、会場以外の場所でも作家本人が常に遂行し、
変化し続けます。
体験型の作品も有りますので、是非触ってきいて感じてみて下さい。
-------------------------------------------



高知の現代アートギャラリーと銘打ちつつも、なかなかコンテンポラリーと言うよりは
"若手作家" "今の空気"と言った感じの展覧会が多くなって来ているgraffitiですが、
しばらくぶりのコンセプチュアルアートな作品展です。

これまでもgraffitiでは「会場でもライブ的に制作してますよ」という、ギャラリーが
アトリエ化した展覧会はいくつか有ったのですが(アトリエと言うか作家の巣ができ始める的な)
プロセス・アートをやるべくして始め、プロセス・アートとして発表するスタイルの作品は
5.6年ぶりではなかろうかと思います。

さらにそれを写真でドキュメンタリーに展開しているところもコンセプチュアルなのですが。
告知の「写真と立体」という解説を見て、写真展として見に来たお客さんからは、やはり
「何で印画紙じゃないの?」「インクジェッタ?」「写真作品?」という質問が多い様子。
"確かに高知ではあまり見ないスタイル・県外に住んでいた事がある作家の作品"という空気。

何故か高知は完成形の精密さ整然さにはあまりこだわらない作家が多く、ドーン!バーン!みたいなのが多くて、それはある意味プロセス重視なハズだけど、派手好みな土地柄のせいか "見た目や楽しさも必須 キャッチーでしかるべき"な土壌が有って、それにさらにコンセプトを乗っけると情報盛りだくさんでごてごてになってしまうので、見た目か意味かの2択の結果、ムダな情報をそぎ落とすストイックなコンセプチュアルアートは流行ってないのかな...と感じます。
(あったかい土地なのでコンセプトとか「そうじゃないよね〜」になるのもわかる気がするが、
それが良くもあり悪くもあり。)

その点この展覧会は見た目スッキリで、
ものづくりの本質は動機と根拠だという事をふと思い出します。
やっぱりコンテンポラリーなら意味も重視ですが、
お客さんに感じてもらうラフさも想定内で、どこかぐるっと1周して"Happen"が起きています。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://yoko14145.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/508

コメント

昨日の日曜日拝見してきました。

写真展とかナニナニ展、、の予備知識なしで出向きましたので かえって すんなり山中さんの世界を受け止める事ができました。

それでも 音の出る作品が全体の中で 気になりまして、 山中さんから この作品の説明を受けているうちに ソウルが伝わってきました。
動機と根拠は受け止めることが出来たかな、、と思っています。

いい展覧会を見せて頂きました。
山中 宝 様 これからの作品も楽しみです。

14145様にお会いできなかったのが残念でした。

>エレキソウルマンさん

すみません。制作の追い込みが近くなって来るに連れて私自身は休みが多くなってます;

コンセプチュアルアートは、マニアックにはなるのですが、哲学的な要素が好きな人やトラップや策略っぽい思考が好きな人には、ジャンルを超えてウケが良いです。
今回も、「コレは何なんだろう?」と自分でじっと作品と対峙して考えるタイプのお客さんは会場での滞在時間が長いですね。

映像作品以外で[音がすることが作品の一部]なタイプのものはgraffitiでは3年半ぶりで、[音自体が作品]なのは2001年に有ったか無かったかというくらいだと思います。

私が始めて旧ホワイトルームに行った時に見た作品もまさに[音の作品]でしたが、
復活を機にまたこういう視点の作品や音の作品化に着眼する人が出て来たら、面白くなるのにな〜と思ったりして期待してます!。

いやぁ・・・そんな良いコメントを頂けるなんて。。。
ありがとうございます。
ずっと、不安だったし自信もなかったしで日に日に自分が小さくなる気がしてたくらいだったのですが、見に来てくれたお客さんが丁寧に見てくれる方が多くてそれだけでもう気分は満たされ十分だったのです。その上「考えさせられました」とか、「頑張って下さい」とか、「高知に新しい風を吹かせて下さい」とか言われた日には、なんというか自分のして来た表現は間違いではなかったんやと思ってホッと一安心です。
いい経験をさせて頂いてます。
本当に十分過ぎる程のコメントありがとうございます。

>エレキソウルマンさん

スミマセン。コメントの一部に旧white roomとなるはずの所をwhite canvasと書いていました;修正しました。

white canvasは岡山のギャラリ−だったんですが、今どうなっているのやら。


>takaraさん

丸亀のARTEとかでは結構見るけど、何故か高知にあまり居ないコンセプチュアルアート作家。

高知はカラフルとかビビットとかパッションとか、結構 内でふつふつ燃えるよりはオモテにジャーンって出さないとやった事になってない扱いをされると言う不思議な国だよね。

というかなんでも密かにコツコツやっている頑丈な事柄に気付いてない傾向がある。
年配の人とか特に、繊細で地味に根強く染み入る強さみたいなのがあるものには「もっと若いんだから派手にやるベきだ」みたいな事を言うみたいだし。

そうじゃない世代のそうじゃない表現がピックアップしてもらえない環境は良くないので、高知にもこういうのが有ったら良いなと思っていた所だったので、私的には意義があるという文章になりやすかったのだけど、
こんな外からの紹介だけではtakaraさんの深い意図の部分とは直接は結びつかないので、是非会場でtakaraさんの世界をtakaraさんと直接楽しんでもらいたい所です。

コメントする

RSS 一覧

  最近の記事窓

  14145生存確認窓
  犬島時間 LINKs
  高知 ART LINKs

   旧BLOGの過去記事の一覧へ >>月別カテゴリー別        ↑ のLINK集全一覧はこちら  ↑


↑前のBLOGです。

↑前の前のBLOGです。

↑本体サイト[作品集]です。

Copyright (C) 2000-2007 我楽多画廊 Yoko Ishii. All rights reserved.